役立つ情報も交えながら
プレイ日記を書いていきます。
目次
第1話「出会い」
私の名前はマスク。
生まれも育ちもメルキドで
憧れのビルダーになるために
今は一生懸命物作りの勉強を
している見習いビルダーである。
そんなある日マスクは物作りの勉強のため、
町を離れ素材探しに出かけた。
今日に限って彼は遠くに行ってしまったので
すっかり日が暮れてしまいました。
マスク「すっかり日が暮れてしまったなぁ、
今夜はここで野宿するかな。」
平和になったといえ、魔物がいなくなった
わけではないので夜に出歩くには危険だった。
近くに廃屋があったので、マスクは廃屋を
集めた素材で修理して寝泊まりできる部屋を作った。
マスク「これなら何とか寝泊まりできるぞ。」
マスクは廃屋を直し、そこで眠った。
眠っていると何処からともなく声が聞こえてきた。
*「勇敢なるビルダーよ…目覚めるのです!」
マスクは声に導かれ目覚めるとそこは
見たこともない部屋だった。
なんとマスクは魔物に囚われていた。
マスクは寝起きで判断が鈍っているが、
良くない状況とだけは理解した。
そういって魔物は階段を駆け上がっていった。
マスクがいた部屋は何処かの牢屋だった。
マスクは牢屋から出ると魔物が喋りかけてきた。
牢屋の前にいた魔物が色々と教えてくれた。
魔物の話では自分以外にも
捕らえた人間がおり、その人間は
隣の牢屋にいるという。
見に行こうとしたが注意された。
*「そんな暇があるなら早く上に行け!
殺されても知らないぞ!」
マスクは心の中で思った。
ここの魔物達なんか優しいぞ。
マスクの中の恐怖心が
少しずつ消えていった。
そしてマスクは魔物に
言われた通りに階段を上がると
そこは海の上だった。
どうやら船で何処かへ
運ばれている途中らしい。
そしてマスクは先程の
魔物のところ向かった。
マスクは何も食べていなかったので
急にお腹が減ってきた。
すると魔物が昆布を手渡してきた。
*「それでも食って元気出せ!
昆布は固くて生臭くて最高であろう!」
空腹には昆布でもありがたいと
思ったマスクは更に不安な気持ちは
無くなっていった。
それからマスクは魔物に
言われたとおりに働いた。
*「ところでビルダーよ貴様は我々が
恐ろしくないのか?それに……」
マスク「いやぁ皆さん親切なんでつい
嬉しいのと、やっぱり物作りは楽しいですね。」
*「貴様面白い奴だな。さらわれても
動じず俺の言うことまで聞いて。
俺は貴様が気に入ったぞ!」
魔物と色々話していると
急に辺りが暗くなってきた。
この船は1度嵐に出会っており、
何とか耐えたが、船は2度目の
嵐に耐えれそうもないほど
ボロボロになっていた。
そして波も高くなり船に
波が打ち付け大きく揺れた。
マスクもすぐに船内に避難したが
打ち付ける波の衝撃で立っては
いられなかった。
そんな時奥の部屋から魔物の
声が聞こえてきた。
どうやら奥の部屋で何かあったらしい
マスクも置く部屋へと駆けつけた。
マスク「何があったんですか!」
*「おぉ!ビルダーか、丁度いい、
今船底に穴が開いてしまったのだ!
貴様の力で穴を塞いでくれ!」
そう言われたマスクは魔物の指示に
従い、船底に開いた穴を塞いだ。
穴を木箱で塞いでもまた別の箇所から
水は流れてくる。
ついに大きな波の衝撃で、船は
バラバラになってしまった……
気がつくと誰もいない
島に流れ着いていた。
マスクは辺りを見渡して、他に生存者が
いないか探したが、周りを見ても船の
残骸しか残っておらず魔物達や
他に捕らえられていた人間の姿も
無かった。
しばらく周りを探索していると
何処からともなく声が聞こえてきた。
どうやら声は壁の向こう
側から聞こえてくる。
マスクは壁を壊し、
壁の向こう側へと向かった。
そこには1人の青年がいた。
*「誰だそこにいるのは!」
青年は大きな声を出し、
こちらに近づいてきた。
*「お前は誰だ。」
マスク「私は名前はマスクです。
あなたは?」
シドーは面白いものがあると
マスクを案内した。
シドーが案内した場所は
難破した船の残骸と囚われていた
人と思わしき亡骸だった。
マスク「これ、面白くは無いと思うよ?」
シドー「そうか?俺は面白いと
思うがな!ハッハッハ」
マスクはシドーの言動に少し
驚いたが、悪気は無いと思った。
シドーと喋っていると少女が
意識を取り戻した。
シドー「一人生きてるぞ!?
どうする?苦しまずに息の根を
止めてやるか?(・∀・)」
マスク「いやいや、そこは
助けようよ(;・∀・)」
マスク達は少女を助けるべく
近づいていった。
少女は近づいてくる二人に
驚き悲鳴をあげた。
そして少女は廃屋へと
逃げ込んだ。
シドー「面倒な女だな、いっその事
息の根を止めようかマスク(・∀・)」
マスク「怯えてるだけだって(;・∀・)
とりあえず落ち着かせよう。」
マスク達は少女を追い、
廃屋へと向かった。
マスク「あなたも船が難破して
この島へと流れ着いたんですよ。
私もそうです。敵ではないので
落ち着いてください。」
ルル「あんた!魔物と仲良くしていた
ビルダーね!あんたのせいで船は
難破したのよ!責任とってよね!」
悲鳴を上げて怯えていたルルは
マスクに対して怒った。
マスク「いやいや私が悪いわけじゃ
無いんですけど(-_-;)
とりあえず助けが来るまで
ここで生活しないといけません。
皆で力を合わせて助け合っていきましょ!」
マスクが提案すると
ルルは渋々納得した。
こうしてマスク・シドー・ルルの3人での
サバイバル生活が始まったのであった。
つづく
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