旅のとびら・緑を手に入れたマスク。
今度はどこに飛ぶのでしょうか?
目次
第9話「人生は爆発の連続?」
朝起きて共同キッチンに行くと
ロッシが話しかけてきた。
ロッシ
「こんなに魔物が攻めてくるのはおかしい!」
ロッシの話では、町が栄えるとメルキドを
滅ぼしたゴーレムがこの町に来て人間を
滅ぼすのではないかと不安になっていた。
その話を工房にいたロロンドに聞かせた。
ロロンドはゴーレムについて否定した。
そんな事を私に言われても
困ってしまいます(;・∀・)
ショーターもロッシの話を信じているようです。
ロロンドの話眼の前で聞いてたよね!?
ロロンドは信用されてないのかな?
そしてショーターはあることを
話してくれた。
マスク
「魔法の玉とは?」
ショーター
「簡単に言ってしまえば爆弾です。」
ショーターに教えてもらった
まほうの玉のレシピは
爆弾石 3個
鉄のインゴット1個
ひも 1本
鉄のインゴットとひもはわかるけど
爆弾石ってなんだ?
1つの素材に疑問を感じながら、
マスクはまほうの玉を作ることにした。
爆弾石が何かわからなかったので、
マスクは旅のとびらの先で手に入るの
ではないかと考え、旅のとびらに入った。
マスク
「前回行った砂漠地帯に似ているが、
こっちは谷底のようになっている。」
マスクは当たりを見渡した。
マスク
「やはり、砂漠地帯で見かけたモンスター
が多いようだ……ん?あれはなんだ?」
マスクは正面に見える丸い塊に近付いた。
マスク
「この丸いのは……魔物だ!!」
マスク
「メ?」
丸い魔物は攻撃をやめ、呪文を唱え始めた。
魔物はゆっくりと詠唱している。
ガ
ン
マスクは本能的に危険を察知し、
途中で離れた。
テ!!
急に大爆発を起こし、
地形は変わってしまった。
マスク
「何これ!怖っ!!」
思わず大声を出した。
その爆発に反応して丸い
魔物が近寄ってきた。
魔物の名前はばくだん岩
と言うらしい。
数体のばくだん岩が襲っていきたので
応戦したが、呪文を詠唱したら
すぐに逃げた。
これじゃ全然勝てないと感じ、
ばくだん岩が詠唱しても
攻撃し続けることにした。
するとばくだん岩は砕け散った。
マスク
「怖かったよ~。・゚・(ノД`)・゚・。」
砕けたばくだん岩のかけらを拾い、
これが爆弾石と確信した。
まほうの玉の必要数の爆弾石を
集め、マスクは町に帰った。
そして工房でまほうの玉を作り、
ショーターに見せた。
マスク
「いやぁ大変だったよ~(;´Д`)」
そんなにいるの!!(ヾノ・∀・`)ムリムリ
ショーターは作る素材を集めるのに
どれくらい苦労しているかわからないから
簡単に数を請求できるんだと。
マスクは心の中で怒った。
町の中ではゴーレムがこの町を襲うのでは
と言う話でもちきりだった。
君だけは守るよ(´ε`)
マスク
「まだわからないよ。」
ピリンちゃんは優しいなぁ(*´ω`*)
マスク
「えっ?初めて聞きましたよ?」
マスクはロロンドに急いで話を聞いた。
マスク
「メルキドシールドって何!?
聞いてないんですけど(・・;)」
ロロンド
「言ってなかったか?これが
作るためのレシピじゃ!頼んだぞ!」
ロロンドに雑にレシピを渡された。
~メルキドシールドの作り方~
オリハルコン5個
ゴーレム岩 3個
これで完成じゃ!
~考案者:ロロンド~
簡単に言ってくれるけど
こんな素材知らいないよ~(ー_ー;)
ゴーレムと戦うもしれないのに
ゴーレム岩ってムリじゃん!!
オリハルコンってどこにあるのさ?
素材の場所くらい教えてよ!
心の中で叫んでいると、
いつもの声が聞こえてきた。
ルビス
「今まで旅した中にきっと
答えがありますよ。」
マスク
「今まで旅した中で?……」
マスクは旅のことを思い出した。
もしかしてあれか!?
マスクは何かを思い出したかの
ように旅のとびらに入っていった。
マスク
「ここだ。」
マスクはばくだん岩がいた谷に来ていた。
ばくだん岩との戦闘でそれどころでは
無かったが、谷にある白い鉱物が
目に止まっていた。
しかし、ばくだん岩のメガンテでも
壊れなかった、谷の壁をこの
まほうの玉で壊せるか不安だった。
マスク
「まずはやってみるしか無いか。」
マスクはオリハルコンらしき
鉱物のある壁にまほうの玉を置いた。
そしてまほうの玉が爆発し、
辺りを見ると壁は破壊され、
白い鉱物が落ちていた。
マスク
「これがオリハルコンか。」
マスクは必要数のオリハルコン集めた。
マスク
「ゴーレムって誰だ?」
マスクが考えていると、
ふとあることを思い出した。
マスク
「砂漠で襲ってきたでかいやつか?」
マスクは砂漠での出来事を思い出し、
再び砂漠地帯に向かった。
マスク
「あいつだな。」
レンガ状の魔物ストーンマンが
襲ってきた。
マスクはまほうの玉を使い、
倒そうと考えた。
マスク
「これで爆発しろぉぉ~!!」
マスクは爆弾を置き、ストーンマンを
おびき出し、まほうの玉を爆発させた。
振り返ると、ストーンマンの姿が無く、
えぐれた地面とゴーレム岩が落ちていた。
マスク
「やっぱりこいつの素材か…
これで全部揃ったぞ。」
素材を揃え、町に戻ってきたマスク。
工房でメルキドシールドを作り、
ロロンドに報告した。
マスク
「メルキドシールドが完成しましたよ。」
マスク
「はい、これで準備ができました。」
マスク
「魔物の親玉って…」
その時大きな地響きが起きた!
その地響きに反応してロッシが話しかけてくれた。
ただの地震ですよ!ε-(´∀`*)ホッ
なんでゴーレムってわかるの?(´ε`;)
そこまでわかるの!!( Д ) ゚ ゚
ロッシ
「この町の安全のため、
魔物は頼んだぜマスク!」
大事なこと言ったようですけど
あなた何もしないじゃない(ー_ー;)
マスクは町を守るため、
戦いに身を投じる。
戦士じゃないのにね(´・ω・`)
メルキドシールドで鉄壁の守り!!
つづく
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