新大陸モンゾーラで出会ったチャコと農園作りを
始めたマスク達だが、ドルトンとポンペは非協力的。
話を聞くとチャコ達はハーゴン教団の教徒であり、
ビルダーは絶望を振りまく存在として教えられてきた。
マスクはビルダーは絶望を振りまく存在では
無い事を証明しようとするのであった。
目次
第4話「ハーゴン教団」
マスクとシドーは農園周辺に何があるか
探索中であった。探索しているとそこには
不思議な建造物があった。
シドー「ビルダーパズル?なんだこりゃ?」
マスク「謎解きパズルみたいだねこの謎を解くと何か貰えるらしい。」
シドー「面白そうじゃねぇか!マスク、やってみようぜ!
もしかしたら作物の種とか貰えるかもな!」
2人はビルダーパズルに挑戦した。
マスクは2つある石柱を同じ高さに
すればいいと考え、高い方の石柱を
ハンマーで叩くも、不思議な力により弾かれた。
マスク「物理的に破壊は無理なのか…
じゃあどうしたら……」
シドー「おいマスク、壊れないなら落ちてる
石ブロックを重ねたら良いんじゃないのか?」
マスクはシドーに言われた通り、
石ブロックを重ねて高さを合わせた。
すると中心にあった石版が光だした。
近づくと小さなメダルが埋まっていた。
シドー「なんだ作物の種じゃ無いのかよ!
まぁ面白かったからいいか。」
マスクは小さなメダルを手に入れ、その場を後にした。
周辺の探索を終えて農園に帰る頃には
すっかり日が暮れてしまった。
チャコ「お帰りなさいマスクさん、シドーさん。
マスクさんにお願いがあるんですが良いですか?」
マスク「何ですか?」
チャコ「あそこに見える鐘を
鳴らしてほしいんです!」
チャコの説明によると農園にある鐘を
ビルダーが鳴らすと特別なことが
起きると言う話だった。
今までビルダーがいなかったので
気にしていなかったが、マスクが
来たことにより何かが起きると思い
頼んだという事だった。
チャコ「お願いできますか?」
マスク「良いですよ。」
マスクは鐘を鳴らした。
すると農園周辺に不思議な
力が広がっていった。
鐘を鳴らしたことにより不思議な力が
広がり、物を作るという制作意欲が
湧き上がってくるというものだった。
この力の影響で農園にいたチャコ・
ドルトン・ポンペはビルダーとしての
力が目覚めた。
ポンペ「何故か急に体の内側から
物を作りたいという意欲が
湧き上がってくるっス!」
ドルトン「ビルダーめ!一体何をした!!
我輩の中で物を作りたいという気持ちが
高まってくるぞ!!」
チャコはドルトンとポンペに
今起きていることを説明した。
ポンペ「作れる物をこんなに閃けるなんて
ビルダーさんってすごいです!」
ドルトン「吾輩は決めたぞ!これからは
ポンペと共にお主たちの大農園作りを
手伝わせてくれ!農家としてこの村で
暮らしていくぞ!!」
ドルトンは農園での自分達の
役割をマスク達に伝えた。
チャコ「マスクさん、ビルダーのあなたならこの種を
育てられるかもしれません。だからお願いします。
この種の受け取ってください!
そして村の中心にその種を植えてください!」
チャコから不思議な種を受け取ると、
村の中心にある土に不思議な種を植えた。
するとすぐさまに大きな木が生えた。
するとこの農園に魔物が現れた。
*「お前たち!ここで何をしている!?」
この魔物はハーゴン教団の物で、
見回りでこの村に訪れていた。
そして魔物はここで作物が
育てられていることに気づいた。
魔物は呪文を唱え始めた。
それを見たチャコは必死に説明をした。
チャコ「わっわっ私が悪いんです。
ビルダーのマスクさんに畑やキャベツを
作ってもらったので。」
そして魔物は生えた木を
見て驚き、呟いた。
*「これは…恵みの大樹の
若木に違いない……」
魔物は気が変わったらしく、
破壊することをやめ、村人達に
ある提案をしてきた。
*「教団本部には秘密でこの木を
育てることを特別に許してやろう。
しかし、しくじれば命はない!!」
チャコ「ええっ!!でもどうやって
育てればいいかわかりません……」
ハーゴン教団に破壊されない代わりに、
大樹を育てることになったマスク達、
無事大樹を育てることができるのであろうか。
つづく
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