ドラクエビルダーズ2プレイ日記第9話「新たな種を求めて」

ハーゴン教団の襲撃を退けるも、腐り風が吹き
ババンゴの実が農園に実り破裂すれば健康な
土地が腐ってしまう。
副総督のマギールからババンゴの実は
空気を常に取り込まなければ枯れてしまう
事を聞き、ブロックを置いて空気を遮断し、
ババンゴの実の破壊に成功した。
農園の危機も脱したマスクはマギールを
説得し、農園作りの仲間に引き入れた。

目次

第9話「新たな種を求めて」

マギールが仲間になったことを1番に
喜んだのはチャコだった。

チャコ「うわーーい!マギールさんが
仲間になってくださるなんてとっても
心強いです!この島にはその昔
農園の発展を祝う収穫祭があったそうです。
大樹が育ったら収穫祭を開きましょう!
もちろんマギールさんも参加してくださいね!」

マギール「クックック…
楽しみにしているぞチャコ。」

シドー「収穫祭だと!?
なんだかよくわからんが、面白そうだ。
楽しみだなマスク!」

マスク「そうだねシドー、まずは
収穫祭をするためには種を探さないとね!」

チャコ「はい!まずは新しい種探しです!
やるぞぉぉぉーー!えいえいおーーーー!!」

チャコは気合を入れた後、マスク達と
作業部屋へと歩いていった。

シドー「でも種なんてどこを探せばいいんだ?」

チャコ「かつて島にいたモンゾーラ犬は
鼻が利くことで有名だったので、
モンゾーラ犬がいれば種を探せそう
なんですけど……そう簡単にはいかないですよね。」

チャコはマスクのそばに
犬がいるのに気がついた。

それは正しくモンゾーラ犬であった。

チャコ「このわんちゃん…まさか
大樹の使い的な子なんじゃ!?
種の場所を教えてくれるんですよ!
多分!」

シドー「そううまい話があるとは
思えないがどうする?このワンコに
ついていくか?」

マスク「まぁどこを探すかも
決めてないわけだし、この
ワンコについてってみよう!」

シドー「マスクがそう言うなら
俺は異論はないぜ。」

マスクとシドーはモンゾーラ犬に
ついていきまだ見ぬ場所へと辿り着いた。

シドー「ここは湿地帯ってやつみたいだな。
ここなら新しい素材もありそうだ。
色々調べてみようぜ。」

辺りを探索していると
近くに大ネズミがいた。

シドー「あそこに薄汚いネズミがいるぞ。
この湿地帯のこと吐かせようぜ!」

マスクとシドーは
大ネズミに近づいていった。

大ネズミ「ここはモンゾーラ大湿地でチュ。
湿地で迷子になっても良いように後ろの
導きの玉に触れておくでチュ。
後、この地の大ネズミとリリパット族は
人間に害を与えないでチュ。
道に迷ったら声をかけると良いでチュよ!」

シドー「色々教えてくれてありがとうな!」

大ネズミ「コレくらい何でも無いでチュよ。
道中気をつけて行くんでチュよ。」

親切な大ネズミと別れた後しばらく
行くと、急に犬が走り出した。

シドー「おいワンコ!どこに行くんだ!
ちょっと待てよ!おいマスク、
見失わないように追いかけるぞ!」

マスクとシドーは走って犬についていった。
するとい犬は岩場の穴の中に入っていった。
中に入っていくとそこには二人の姉妹がいた。

姉「ああ!ああ…。
あなた達どなたですの?」

妹は犬に気がついた。

妹「あ!この子!昔あたしが
エサをあげたわんちゃんね?
助けを呼んでくれたんだわ!」

シドー「チッ、やっぱり種じゃなかったか。
だが、まさかきたねぇ女が二人とは…。」

妹「何よアンタ!失礼しちゃうわ!
可憐なレディに向かって!」

姉「私と妹は教団の方々にここで
反省するように言われて……。
もう何日もこの穴に籠もっているんです。
それもこれも…。お腹が空いて
たまらなくなってとうとう……
お料理という物作りに手を
染めたからですわ!」

妹「ところであなた達は?
何をしてる人達なの?」

マスク「私の名前はマスク。
ビルダーで仲間たちと農園を
作っているんだよ。」

妹「へぇ!あなたビルダーなんだ?
お仲間と農園を作ってるのね?」

姉「そんな!教団の
教えに背くような事を…!」

シドー「コイツらも教団の信者みたいだな。
農園に連れて行ってビルダーにしてやろうぜ。」

リズ「まぁ!それは面白そうね!
あたしリズ!こっちは姉のソフィよ。
あたし達に農園っていうのを見せて!」

マスクはリズとソフィを
連れて一度農園に戻ってきた。
リズとソフィの事を
チャコ達に紹介した。

リズ「あたし決めたわ!教団なんか
抜けてビルダーになる!ここでもりもり
食べ物を作れば餓えなくて済むもの!」

ソフィ「まぁリズ!何を言ってるの!
駄目よ!ビルダーなんかに騙されては!」

ソフィは警戒しながらもリズが農園に残ると
言ったので、渋々農園に残ることにした。

リズ「マスクにこれあげる!
甘い匂いがするから拾っておいたの。
お近づきの印に受け取って!」

マスクはリズから
植物の種を受け取った。
そしてチャコをマスクが持っている
植物の種を持っていることに気がついた。

チャコ「これもわんちゃんに
ついて行ってあげたからですね。
新しい仲間も見つかりましたし!」

シドー「妹は良いが、姉の方は
俺達を警戒しているぞ?」

チャコ「それは大丈夫だと思います。
最初はビルダーを悪と言っていた方々も
マスクさんの物作りの姿を見て考え方が
変わっていったので、きっとソフィさんも
物作りの素晴らしさに気付くと思います。
では引き続きわんちゃんわんちゃんに
協力してもらって……ってあれ!!?
わんちゃんがいない!?」

先程までいた犬が
見当たらなくなっていた。

マギール「クックックックック……。
動物を懐かせるには頭を撫でてやるのが
1番いいだろう。人間に抱く警戒心を
破壊するのだ。近づく時は走らぬこと
後ろからこっそり近づき撫でること。
それが動物を懐かせるコツだ!」

チャコ「……だそうです。
マスクさんシドーさん!うまく頭を
撫でてあのわんちゃんを仲間にしてください!」

マスク達は犬を探した。
幸い農園のすぐ近くを歩いていたので
後ろからこっそり近づき頭を撫でてやった。
すると犬は喜び、マスクの後をついてくる
ようになった。

シドー「このワンコどことなくお前に似ているな。
よし!早速名前を付けてやろうぜ。
う~ん、なにが良いだろうなぁ……。
よし!決めた!お前の名前は
アニマルゾンビだ!それか
デスジャッカルだな!」

マスク「シドー……それ魔物の
名前じゃん……。」

シドー「……じゃあ何かいい名前でもあるのか?
そんな事言うならお前が決めろよ!」

マスク「そうだなぁ……ボッシュって
名前はどうだろうか?」

シドー「ボッシュかぁ……。
うん、良い名前だな!」

チャコ「マスクさん!わんちゃんを
仲間にしてくれたんですね!
ついにモンゾーラ犬でもある
ボッシュさんも仲間になりました。
今こそ!本格的に種を探す時です!
そこでマスクさん!私達で種探し隊を
結成しませんか?マスクさんがリーダーで
ボッシュさんが案内役。
私とマギールさんが司令塔で、
シドーさんは魔物が出たら戦う
護衛役です!
それじゃあ皆さん!畑作りは
ドルトンさん達に任せて、島に
眠る種探し行きましょう!」

 

こうして新しく種探し隊が
結成され種を探しに
行くことになったマスク達は
無事に種を発見することが
できるだろうか?

つづく

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