ドラクエビルダーズ2プレイ日記第17話「3色島」

大樹を作るために設計図を
書いたマスクは農園の仲間の
協力により、大樹を作るための
素材を集めた。
集めた素材は仲間たちと
協力して作っていった。
しかし大樹を作っても
大いなる力は無事を
チャコに教えてもらい
3色の花が必要が言われた。
その話聞いていたみみずんが
3色島の存在を教えてくれた。
大樹の制作は農園の皆に任せ
3色島に行くために、マスクと
シドーは再び旅立っていった。

目次

第17話「3色島」

みみずんと出会った場所の近くに
1つ放たれた小島があると教えてもらい、
早速マスクとシドーは向かった。

シドー「どうやらここに
白い花があるんじゃないか?」

シドーの言葉にマスクも頷いた。
さっそくマギールにもらった風のマントを
使い空から滑空して、島に向かった。

島には大ネズミがいて、久々に
来た人間を歓迎してくれた。
おおねずみからすればこんな離れた
島に人が来ることなんて滅多にない。
それと人が来ることとは一大事と
感じ、この島の長老に会わせて
くれることになった。

長老は普段見かける
大ネズミより二回り程大きかった。
長老はマスクの事をビルダーと見抜き、
古い盟約果たす時が来たと言って
マスクに説明をはじめた。

古い盟約には大ネズミ・人間・リリパットの
3種族での間で交わされた約束であり、
一族の代表が集まり話し合ってできた。
そして大樹を復活させることが出来る
ビルダーが来る日まで大切に
3色の花の種が保管されてきた。
ビルダーが来た時大切に守ってきた
種を渡すのが役目であった。

長老から盟約の話を聞き、
マスクは白い花の種を
手に入れた。

シドーは初めて見る花の種に興味が
あったようで、マスクの手の中にある
小さな種をまじまじと見ていた。

シドー「これが花の種ってやつか?
こんなので本当に大樹に力が戻るのか?」

シドーは少し疑っていたが、マスクが
試してみないとわからないが、やれること
があるならまずはそれをやろう。
マギールが嘘をついてるとは思えないからと
言ってシドーを説得した。

農園に帰ると大樹の設計図は
ほとんど完成していた。
チャコがやってきて後は
光の樹皮と花を植えるだけだと
教えてくれた。
マスクは大樹の一番上に登り、
光の樹皮と白い花の種を植えた。

白い花を見たチャコはあまりの
美しさに感動して泣いていた。
チャコは生まれて初めて花という
植物を見たためこんなにも美しい
物とは思っておらず、感動していた。

こうして大樹の最初の1段目が完成した。
今まで教団の信徒だった者達は
まさか自分がこのような大きな物を
作るとは思いもしなかったので各々で
何かを感じていた。

花と光の樹皮の力により少し力が
戻ったのか、大樹周辺の土が
腐った土から健康な土へと変わっていった。

ドルトン「これが大樹の力なのか……」

ドルトンはあまりにも
不思議な光景に一言呟いた。
チャコは落ち着いた様子で
2段目の設計図を書いて欲しいと
マスクにお願いし、マスクは
2段目の設計図を書いた。
今回も同じように2段目の
大樹制作は皆に任せ、マスクは
2種類目の花を探すべく旅立っていった。

マスクとシドーはモンゾーラを自分達が
行ける範囲で探索をしていたので、
ある程度島の場所は予測がついていた。
別の場所の岬には白い花を
見つけた場所と同じように看板が
あり、看板の内容は黄色い花の文字が
記されていたので、風のマントで
島へと渡った。

島にはリリパットとアローインプが
争っており、リリパットは劣勢だった。
空から滑空してくる人間をリリパットが
手を振っていたのでマスクは
リリパットの場所に降り立った。

リリパットは宝を守っており、
イバラで天然のバリケードを
作り、アローインプの麻痺矢から
身を守っていた。

リリパット「よく来たな人間。
しかし今は大変な状況なのだ……
我らリリパット族が守っている
島の宝がアローインプに狙われていて
奪われそうなのだ……
助けてはくれないだろうか。」

シドー「良いだろう。俺が
アローインプどもをぶっ飛ばしてやるぜ。」

シドーはリリパットにそう言って
アローインプ退治が始まった。

マスクとシドーは周辺にいたアローインプ達を
全員倒し、安全が確保されたことを確認して
リリパットの所に戻っていった。

リリパット「やぁ助かったよ人間。
ところでここに何をしに来た?」

リリパットは普段ここには人間など
こないので不思議に思い、訪ねた。

マスク「今大樹を作っていたここに
黄色の花があるんじゃないかと思い、
訪ねてきました。」

マスクは農園で新しい大樹が作っていることや
それに必要な花の情報が字がかすれた看板に
書かれていたため、岬から飛んできたことを
説明した。

リリパット「……大樹を作ってる!!?
ってことはお前はビルダーなのか!?」

マスクがビルダーである事を確認した
リリパットは守っていた宝を譲ってくれた。

リリパットから花の種を受け取ると
マスクは再び農園に戻っていった。
農園の大樹制作は順調でマスクとシドーが
戻ってくる頃には2段目も完成していて
後は、黄色の花と光る樹皮を置くだけと
なっていた。

この時シドーはここまで順調に
大樹が出来ているのに何故教団の
魔物達は襲ってこないかと
疑問思って呟いた。
その呟きにチャコが答えた。

その考え方にシドーは納得し、
自身の中にある怒りが
込み上がってくるのがわかった。

チャコとシドーが話しているうちに
マスクは大樹に花と光る樹皮を置いた。
大樹から更に強い力がやどり
健康な土の範囲が更に広がった。
これは大樹から吹く心地良風が
腐り風を押し返しているからだと
考えられる。

農園の皆は自分達が作った大樹が
腐り風に抵抗し、心地の良い風が
大樹周辺に吹き始めたことに感動していた。

マスクは大樹の3段目を設計した。
この3段目が完成したら大樹は
完成すると農園の皆に告げると
さらにやる気を出して作業を始める。
マスクは皆の作業スピードにあっけに
とられているとチャコから大樹に
さらなる力を与える方法がわかったと
教えてくれた。
その方法は今まで農園で育てた
作物5種と始まりの一葉が
必要だと教えてくれたが、
始まりの一葉とはいったい
どんな素材なのかは
わからなかった。

マスクは気を取り直して最後の
花を探しに旅立った。

しかし、最後の花の場所は明確に
分かっておらず探し回るにも
時間がかかりすぎるため、
おおねずみに達に聞いて回った。

するとおおねずみから人間がいる小島
の場所を教えてもらい、向かっていった。
さすが魔物は長生きだからよく覚えている。
人間は寿命が短いから盟約のことは
忘れ去られてしまったのだろうとマスクは
思った。
そんな事を考えながらマスクは
最後の花の種があるであろう小島へ
渡っていった。

小島に到着すると大きな穴が空いており、
穴の中を進むと大量のぐんたいアリが現れた。

シドー「クソッ!どんだけ倒しても
湧いて出てきやがる……いったい何匹
倒せばいなくなるんだ!」

シドーはグチを言いながらも
ぐんたいアリを次々倒していく。
ぐんたいアリは1匹はそれほど
強くないが、集団で襲ってこられると
身動きが取れなくなり、強靭な顎で
体を引き裂くと言われている。
シドーは棍棒を振り回しながら
前方に現れるぐんたいアリを
なぎ倒して進んでいく。

1番奥にたどり着くと
祠のようになっていた。
そこには1匹のスライムがいた。
スライムがこちらに気付き
話しかけてきた。

マスクは自身がビルダーであり、
新しい大樹を作ってることや
ここに花の種があると思い、
大陸から飛んできた事を説明した。

スライム「なるほど、君はビルダー
なんだね。新しい大樹に力を与えるために
花の種を探しにここまで来たんだね?
でもその人間はずっと昔に死んじゃったよ。
人間の寿命は魔物よりずっと短いからね。
島の人達はビルダーが島に絶望を
もたらしたって信じてたけど
僕はそうは思わないよ。
花の種はたしかにここにあるよ!
僕の後ろの滝の裏に隠してあるから
欲しいなら持っていってね。」

マスクはスライムに言われた通り
滝の裏にある宝箱から
桃色の花の種を手に入れた。

シドー「これで全て揃ったな!
はやくあいつらの所へ戻って
大樹を復活させようぜ!」

マスクは頷き農園へと戻っていった。
戻ると大樹はほとんど完成していた。
自分よりも皆のがよっぽど
すごいのではないか?っと
ちょっと思ってしまうマスクであった。
やっぱ数では勝てないよね!(ヽ´ω`)ゲッソリ

ビルダーが絶望の存在は教団が
流した嘘だった確信したチャコ
だったが、どうして教団を
信じていたか不思議だった
シドーは質問した。

その質問にみみずんが答えた。

みみずん「古のビルダーが来て
かつての大樹を作るまではこの島には
何もなかったんだ……。
何もなかったけど皆平和に暮らしていたんだ。
でも大樹が出来て人間は変わちゃった。
作物や土地を巡ってたくさんの争いが起きた。
怖いことや悲しいことがたくさん起きた……
だから教団は大樹を壊してこう言ったんだ。
大樹を作ったビルダーこそ島に絶望をもたらした
だと。」

その話にシドーは反論する。

シドー「大樹が枯れて絶望したのは
そいつらの勝手じゃないか!チャコや
ポンペ、今の島の連中は皆立ち上がった。
むしろビルダーとして物づくりに目覚めたんだ。」

シドーとチャコとみみずんがそんな話を
しているうちはマスクは大樹の頂上に
上り、桃色の花と光る樹皮を置いた。
これでついに新しい大樹が完成した。

 

しかし、マスクはまだ完成では
ないことを告げた。

マスク「じつはまだ完成ではありません。
大樹にあるくぼみに綺麗な水を流せば
完成となります。」

ドルトン「綺麗な水なんてどこに
あるんだ!?ここには泥水しか
ないぞ?」

ドルトンはマスクに聞いた。
マスクは湿地帯の水の中に
綺麗な水を見つけたことを説明した。

マスク「偶然見つけたんですが、
湿地帯の水の底に塞がれた
洞窟があり、穴を開けて入ってみると
綺麗な湧き水が湧いていたので、
渇きのツボで採取してきました。」

 

マスクは説明を終えた後、大樹の
あちこちにあったくぼみに水を流し、
大樹から水が流れるようになった。

水の流れる大樹の光景は
あまりにも美しく農園の
皆は見惚れていた。
こうして大樹は完成し、
始まりの一葉を残すのみとなった。

大樹の完成を亡きマギールの
墓に3色の花を植え報告した。

マスク「マギール……やっと大樹が完成したよ。
あなたの知識のおかげでここまでこれました。
あなたの弟子チャコも立派に役目を果たしました。」

 

一方教団のヒババンゴは配下の魔物から
大樹完成の報告を受けていた。

魔物「ヒババンゴ様報告があります。
人間共は大樹を完成させたようです。
いかが致しますか?」

ヒババンゴ「決まっている……
大樹を破壊しに行くぞ。
魔物達は集め、大樹に進軍せよ。」

魔物「わかりました、早速魔物達を
向かわせ、大樹を破壊します。」

そしてついにヒババンゴとの
戦いが始まろうとしている。

つづく

Leave a Reply