ドラゴンクエストビルダーズ2プレイ日記第24話「廃れた鉱山街」

鉱石や仲間を求めて初めてやってきた
オッカムル島はモンゾーラ島と違い、
乾燥したとても暑い気候の島だった。
初めて上陸してすぐ大きな穴に
落ちてしまった。

アイテムもカラッポ島に置いてきて
いたため、脱出は困難であった。
そんな時、一人の女声が助けに
来てくれたのであった。

彼女の名前はペロ、お礼に
ペロの願いを聞き入れるために、
ペロとともに街に向かったのであった。

目次

第24話「廃れた鉱山街」

ペロと共に街に向かっていると、
シドーはなれない暑さに愚痴を
こぼしていた。

シドー「おい、まだ着かないのか?
こんな暑さじゃやっていけないぜ。」

そんなシドーの愚痴に
マスクも頷いていた。
しかし、ペロはそんな2人に
対して涼し気な表情で答えた。

ペロ「こんなの全然暑くないわ、
もうすぐ到着するから我慢して!」

そんな話をしていると街に到着した。

ペロ「さぁ着いたわよ、マスク、シドー、
ありがとう一緒に来てくれて。
この島は昔たくさんの鉱山があって
金銀財宝で溢れていた島よ。
でも、今は鉱山も閉鎖されて
坑道作りや鉱石の加工もできないわ。」

ペロは現状の鉱山街に不満も
もらしながらも、夢を語った。
それはかつての輝きと活気に
溢れた鉱山街の姿を取り戻すため
たった一人でどうになからないかを
考えていた。

そこへマスク達が現れ、ビルダーと
名乗ったからペロを驚きも教えに背い
てでも物作りができるビルダーに助けを
求めた。

そんな夢を語ったペロに対して
シドーは一言疑問をぶつけた。

ペロ「それは教団の教えの
せいもあるけど…理由は
あそこでウジウジしている
男達に聞いてみて。」

ペロに言われるがままに男達に
話を聞きに行った。

男達の名前はミルズとマッシモ
ペロのために立ち上がった2人の
あらくれだったが、教団の教えにより
作ることを禁止され、筋肉すらも
鍛えてはならぬとの教えに完全に
弱ってしまっていた。

この弱った心では教団の教えに
背ことも出来るはずがなかった。

ミルズとマッシモにとってペロは
恋人であり妹であり姉貴であり姪であり
母親であり、安らぎであり輝きであり夢であり
希望でもある存在だった。

人一倍ペロの気持ちに答えたかったが
その貧弱な筋肉では教団に逆らうなど
出来るはずもなかった。

マスクとシドーは建物らしき場所に
いる2人の男に話しかけた。

マスクが話しかけると男達は怯えた。
それは見ず知らずの中年に若者が
話しかけてきたので、親父狩りに
出くわしたと勘違いしていたのだ。
怯えたおっさん達に自分はビルダーで
あることを告げた。

蝶ネクタイの男がここが廃れた
理由を教えてくれた。

*「この島はかつて多くの鉱山とそこで
働くあらくれで溢れ、私が経営するバーも
大賑わいでした……しかし、ビルダーのせいで
ゴールドラッシュは終わり、ハーゴン教団の
教えにより、坑道作りは禁止され、鉱山で
働けなくなったあらくれはここにいる理由も
なくなり次第に数を減らしたため、バーの
経営も立ち行かなくなってしまったのです。
だからこの島の住民はビルダーを
憎んでいるんだ!ここから出て行け!」

男はマスク達に大声を
出して追い払った。

シドーは遠く離れた所を
見計らってマスクに愚痴を
こぼした。
これはシドーなりに相手に
聞こえないように配慮したからである。

シドー「まったくなんだよあのジジイ!
島に訪れてビルダーといっただけで
あの態度はなんだ!ぶっ飛ばしてやろうか!
マスクはあんなこと言われて怒らないのか?
自分があいつらになにかしたわけじゃないのに
あそこまで言われたんだぞ!」

マスクはシドーが自身の事を気遣って
起こってくれていることに
感謝しながら説明した。

マスク「ありがとうシドー、でも
あの人達が怒るのもわかるんだ……
どのビルダーがあの人達に恨まれている
かはわからないけど、そのビルダーの
せいでここまで荒廃してしまったから
ビルダーは全て悪だと勘違いしている
んだと思うよ。」

シドー「マスク…おまえは優しいな。」

そんな会話をしながらマスク達は
ペロの所へ戻っていった。

ペロの話にマスクとシドーは頷いた。

ペロ「ちなみにつるつる頭なのが
元鍛冶屋のカルロ。蝶ネクタイを
しているのが父のアーマンよ。」

シドー「鉱山の閉鎖と教団の教えで
ここの奴らも洗脳されているわけだ。」

ペロ「島の皆はそうね。でもアタシは
ハーゴン教団の教えなんかこれっぽっちも
信じていないわ!」

ペロの鉱山街再興の思いが強く、
語気に力が入っていた。
そしてペロがビルダーである
マスクにお願い事をした。

ルビーラとはオッカムル島伝統のハッスルドリンク
であり、この島のあらくれ達はこのドリンクを
飲めば仕事の疲れが吹き飛ぶほどである。

マスクはペロにお願いされたルビーラを
作成にとりかかった。

つづく

 

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