どうぶつの森の歴史を語るその3携帯機に移行

前の村ではやることがなくなると
ファミコンをやるか村人にいたずらを
するかしかやらなくなってしまったので
私は村を出て新天地を探した。

目次

第4章たどり着いた先は丸い世界

電車移動をやめて私はこの
村の近くにあるというキセキの
村と呼ばれる村へとタクシーで向かった。

タクシーはカッパの運転手が運転しており、
みしらぬネコには出会わなかった。
私の中ではみしらぬネコとたぬきちは
繋がっていると予想し、借金地獄に
落とされるコンボが完成していると考え、
電車ではなくタクシーで行ける村を
選んだのだった。

カッパの運転手との談笑を
楽しみながら新しくいく村に
期待を寄せるのだった。
村に到着すると目の前には
役場が見えたので運転手に
別れの挨拶を済ませ、
役場へと向かった。

役場に挨拶するとたぬきちの
所に行くように言われた。
この時に私はどうあがいても
たぬきちの魔の手からは
逃れられないと悟った。

この村に来て一番
驚いたのが帽子だった。
今までは角付きの変な
帽子しか無かったが、
この村にはファッションに
対してとても敏感らしく、
帽子は自由だし服のデザインも
凝ったものが制作可能だった。
前の村でも服にデザインが
描けたのだが、この村では
細部までこだわりがあり、
袖なども個別にデザインが
出来るこだわりだった。

しかし、ここでも借金
まみれになるのかと
諦めながらたぬきちの
所に向かった。
ここまでくるとたぬきちの
借金地獄もどうやって乗り
越えるか考えるのが楽しく
なっており、この頃は
シーラカンス漁は完全に
廃れており、ブームは南の
島での昆虫採集であった。
高値のヘラクレスオオカブトを
大量に採取してたぬきちに
横流しが横行していた。

ある夏事件が起きた。
それは家を出てすぐの時、
見慣れないクモが地面を
走っていた。
近づくと逃げていくので、
捕まえるのは簡単だと思い、
アミを構えた瞬間クモは
豹変し、襲ってきたのだ。
一瞬に何が起こったか
わからなかったが、
気づいたらベットの上で
寝ていた。

ある程度お金に余裕が出来た頃、
この町では新しい道具パチンコが
流行しており、空に向けて
パチンコを撃つのが村の流行り
らしく、プレゼントがついた
風船が飛んでくるなんとも
平和な村であったが、たまに
UFOにパチンコが当たり墜落する
という事件も発生した。

そして一番の出来事は日々増えていく
昆虫と魚の種類、それを早く集めたくて
時をかけて一月全て揃え一気に
モチベーションが下がってしまう
大事件が起きてしまった。
こちらの村ではファミコンは
手に入らないことをしり絶叫した。

しかし良いこともあった。
携帯ゲームに移行したおかげで
通信プレイの環境が飛躍的に
向上し、この頃から友人と
協力してカタログを埋めるために
家具の交換が頻繁に行われた。
あまりにも早く駆け抜ける
生活が続き、家の借金も
全て払い終え、豪邸が
完成していた。

我が家が豪邸になっている
頃にはたぬきちのお店も
デパートになっており、
これで3店舗目のデパートが
誕生したことになる。
今考えると私の借金から始まり、
増築と商品の購入でデパートまで
成長するたぬきちのお店に恐怖すら
感じるが、今は何も考えないのが
一番安全だと結論に至った。

そしてやる事が無くなった私は
新天地を求めキセキの村を後にした。

つづく

One Reply to “どうぶつの森の歴史を語るその3携帯機に移行”

Leave a Reply