病に侵された土地で浄化を試みる
マスク達、今は薬の処方はほとんど
できないが、懸命に考えている
真っ最中である。
第12話「薬師」
一人の患者を治療したマスクとエルだが、
たまたま軽い症状だったので救えたにすぎない。
今後重症の患者がきたら対応できないことに
不安を感じていた。
マスク
「しかし、このままでは救えませんね。」
マスク
「私は簡単な薬しか作ることはできません。」
エル
「私は薬を作ることすらできません。」
マスク
「私がですが?エルが行ったほうがいいのでは?」
マスク
「はい。こちらのことはエルのが詳しいので。」
エル
「私が行くと、話がややこしくなりますので。」
マスク
「わかりました。行ってきます。」
エルとゲンローワは何やら訳ありのようだ。
マスクはゲンローワを探しに旅に出た。
探索している途中、崩れた家の中に
苦しんでいる人を発見した。
マスク
「大丈夫ですか!?」
マスク
「諦めちゃ駄目だ!」
マスクはケーシーを担ぎ、
急ぎ町に戻っていった。
魔物の攻撃をかいくぐり、
マスクは町へと戻っていった。
マスク
「エル、途中で、苦しんでいる人を見つけて
運んできました。後は頼みます。」
エル
「わかりました。私に任せてください。」
ケーシーの看病をエルに任せ、マスクは再び
ゲンローワ探しに向かった。
しばらく歩いていると、
一人の老人を発見した。
マスク
「あの人に聞いてみよう。」
マスクは老人に近付いて訪ねた。
マスク
「すみません。ゲンローワという
方を探しているんですが。」
マスク
「私の名前はマスクです。
皆からビルダーと呼ばれています。」
マスク
「まぁそうなります。
エルに言われてあなた連れに来ました。」
マスク
「はい。一緒に行きましょう!」
ゲンローワは何やら訳ありのようだ。
マスク
「ならば私にお任せください。」
マスクはその場で木の墓を作った。
マスク
「なんでも作れますよ!」
まぁ流れはそうかもしれません(;^ω^)
ゲンローワの説得に失敗したマスク。
一度戻り、再び彼のもとに訪れた。
マスク
「一緒に来てください!あなたの力が必要です!」
ゲンローワ
「何度来ても無駄じゃ…」
マスク
「死を受け入れろと?」
マスク
「だからこそ人間らしいのではありませんか?」
顔のことは今関係ないでしょ!!
おっ!?なんか説得できたみたい(σ・∀・)σロウジンゲット!!
マスクはゲンローワを連れて町に戻った。
マスク
「まだ、作り始めたばかりなので、まだまだですが。」
マスク
「何がですが?」
ゲンローワ
「病気を治すだけではなく、
根源を絶たねばならぬことを…」
マスク
「わかっています!」
ゲンローワ
「ならよい。」
こうして新たな仲間ゲンローワが
仲間に加わった。
ゲンローワが調合のツボの作り方を教えてくれた。
これがあれば薬が作れるらしい。
早速マスクは調合のツボの制作に取り掛かる。
うぉぉぉぉ!!!ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
マスクは調合のツボを完成させた。
マスク
「調合のツボができました。」
ゲンローワ
「さすがは伝説のビルダーじゃ。
じゃがこれだけじゃ駄目なのじゃ。
調合室も作ってくれぬか?」
調合のツボだけじゃ駄目なのか!?
とりあえずゲンローワからもらった
設計図を元に調合室を作った。
はい完成!
いやいや薬の研究できないって言ったからでしょ!
頼みますよじぃちゃん(;・∀・)
断念してたのね( Д ) ゚ ゚
毒の病原体?
え?倒しに行くの?
やっぱりかぁ~!(ノ∀`)
マスク
「私戦士じゃなくてビルダーですよ?」
ゲンローワ
「……頼んだぞ!マスク!」
マスクは何を言っても聞き入れてくれないので
渋々巨大ドロルを探しに行った。
つづく
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